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にしきど歯科医院

ブログBLOG

2020.05.11 ブログ

歯科におけるコロナウイルス対策、受診の必要性について

コロナウイルスの収束が見えない中、幸い天草では感染の報告はありません。
メディアでは様々な問題が取り上げられています。その中でも歯科治療の必要性についてもいろいろな意見が出てきています。
それらを取りまとめて、歯科医師側から見た必要性についてお話をしていきたいと思います。

まずは、歯科医院での感染リスクがあるのか?という問題です。
当院では、来院時は粘着性マットを通過することで、靴底の汚れをとって院内に入室していただいています。

受付にはパーテーションを置くこと、マスクの着用を徹底することで、会話時の唾液の飛沫を抑制、来院時患者様の検温、及び77%エタノール手指消毒「保湿成分配合のため手荒れの心配は少ないです」、ポピドンヨード(イソジン)によるうがいを行っていただき、治療を開始します。
歯科治療では微細な水蒸気(エアロゾル)が発生しますが、大きな水滴や削りかすは半径2mの範囲で、すぐに落下します。なので、各チェアにはパーテーションを設け飛沫が広がらないような設計にしています。また、排唾管、通常のバキューム、及び口腔外バキュームを使用し、3台体制にて吸引を行うことで、可能な限り飛沫を抑制しています。
術者はゴーグル、手袋、フェイスシールド、ガウンを使用しているため感染防御は徹底しております。

また空気清浄機を3台設置し、終日稼働させ、さらに、使用していないチェアサイドの口腔外バキュームを稼働、24時間換気により、常に清潔な空気が保てるようにしています。

待合室及びトイレに関しても、1時間ごとに80%エタノールにて消毒清拭を行なっています。窓を開けることで常に換気を行っています。

診療後、昼、夕には、80%エタノールに床の消毒を行っています。

治療終了後は、チェア及びキャビネットはアルコール消毒による清拭を行い、バリアテープという、術者が触る部分には、テーピングを行い、直接機械に触らないような工夫をしています。使用した器具は患者ごとに交換し、必ず滅菌を行なっています。これは開院当時から継続して行なっていることです。

診療後、昼、夕には、80%エタノールにて床の消毒を行っています。

また今後次亜塩素酸水を導入し、さらなる充実化を目指すところです。

また歯科医院で、患者様が感染したという報告は今のところゼロです。よって歯科医院での感染リスクはかなり低いと思われます。

次に、歯科治療、歯周病治療などを、中止しても良いかということです。
これに関しては、患者様の判断にて治療をキャンセルすることは、おやめください。継続しなければいけない状態であることもあるからです。
またメンテナンス、定期検診も同様です。
コロナウイルスの重症化には、ウイルスの影響だけでなく、口腔内細菌の影響も報告されています。ウイルスは細菌と結合し増殖していくことがわかっています。ですので、口腔内の細菌数をできるだけ少なく保っておくこと、つまり毎日のブラッシング、うがい、定期的な歯科医院での口腔清掃を行うことで、感染予防になります。
また仮に感染した場合も、ウイルスによる肺炎後、細菌による肺炎を併発し、重症化することもわかっています。細菌性肺炎になる原因で多いのが、口腔内細菌由来の肺炎です。
ですので、感染、重症化を予防するには歯科治療の必要性は大いに関係があると思います。以前から口腔ケアを徹底することで、インフルエンザの罹患率を下げることができることは証明されています。種は違えど、可能性はあります。

4月までははっきりした情報がなく、不安ばかりでしたが、5月になって確かな情報も増えてきています。明るい兆しが見えてきていると思います。もうしばらくです。

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