2019.01.23 ブログ
小さな丸い古時計
この写真の時計、何の変哲も無い時計ですが、、、
これは父の病院、にしきど整形外科からもらってきた時計。この時計を見たときはただ単純ににしきど歯科医院の院内のデザインにあってるな、もらっとこう笑
という軽い気持ちでもらってきた時計です。どこにあった時計かも覚えていません笑
歯医者の隣接地にある、にしきど整形外科は平成30年11月1日に正式に閉院しました。父の脳梗塞の再発が原因でした。後遺症はありますが、順調に回復し今は軽い運動もこなし、運動量は私よりも多いのではないかな。笑
閉院したことで、父の病院の時計の針は止まってしまいました。
実際、諸事情により整形外科玄関にある時計は、開業以来一度も止まることなく動き続けていたはずなのに今は止まってしまっています。
先日何気無く、この時計を眺めていた時に、ふと気がついた事があります。
「父の病院は時計の針は止まってしまったけど、今は場所を変えて、動き続けているんだ!」と。
開業して30年、故郷天草の皆様に支えて頂きながら医師としての責務を果たす事ができたことに対する感謝の気持ちと、これまで父が築きあげてきた信頼と医療に対する思いは、歯科として形は違えど引き継いでいかなければ!!
時計に目が止まったときの理由がやっとわかりました。その辺であげると言われても「結構です。」と断りそうな時計を、しかも診療室にも元々設置してある時計があるにも関わらずもらってきて、わざわざ取り付けている理由が。
早く父にも元気になってもらい、また一緒にゴルフでもしたいものです。早くその日がくるように時計の針を勝手に進めておきます。笑