2019.01.09 ブログ
哺乳瓶と歯並びと口呼吸の関係!?
今回は、子供の歯並びについてお話ししたいと思います。
最近、乳歯列からすでに歯並び、噛み合わせに異常がある子どもが増えている。にしきど歯科に来院する子供にも、歯並びに以上がある子が多い気が。。。
そもそもなぜ歯並びが悪くなるのか?って疑問に思いますよねー!?
それは勿論、遺伝もあります。親が受け口なら子も受け口になる可能性もあります。でもそれよりも問題なのは、上アゴが小さいことが1番の原因です。哺乳瓶でミルクを飲むという行為が顎の成長を妨げている可能性があります。哺乳瓶は母乳と違い、吸う力が弱くても飲むことができる。これが口周りの筋肉の発育、骨格の発育を遅らせてしまっていると考えられています。この何十年かの間に社会的要因により、ミルクに頼らなければいけなくなってしまったということも歯列不正に関与しているのではないかと思います。勿論これだけとは言い切れませんよ!
顎が小さいと様々な問題を引き起こします。歯並びだけでなく、呼吸にも影響を及ぼします。顎が小さいことにより気道(鼻腔などの空気の通り道)が圧迫され、空気抵抗が増すことにより、鼻呼吸ができず口呼吸になってしまいます。
口呼吸はまた様々な問題を引き起こす。まさに不の連鎖!!
子供の夜尿症(おねしょ)や朝寝坊、夜中に目が覚めて泣き出すなどの症状も口呼吸が関与していると言われています。
にしきど歯科では子供の矯正治療を行なっています。顎の成長を促し、呼吸と整えることで様々な問題を解決する手助けになればと思います。
今後も子供の発育、口呼吸、等の内容について、情報発信予定です!お楽しみに!